ビジュツヘンシュウブ。のナビゲーター、フクヘン。こと鈴木芳雄さんをホストに、毎回、アートに関する編集にまつわる多彩なゲストを迎える交流型トークイベント「夜の編集会議」。

第3回のゲストは、『婦人画報』編集長・西原史さん。

茶の湯・京都・着物・美食など本物志向のライフスタイルを提案する『婦人画報』。創刊時からアートと文化へのまなざしを持ち続けてきた雑誌でもあります。

たとえば、杉本博司さんの連載「折々の花」。一流の作家や写真家とのコラボレーション。あるいは、120年という時間のなかで育まれてきた、日本美の編集哲学──。

「編集部の中では攻めてるつもりなんです。マダム向けのコンサバな雑誌というイメージがあるかもしれませんが、実際はずっと挑戦的なんですよ」(西原編集長)

今回は、そんな『婦人画報』が持つ挑戦する文化と120年変えなかった美意識について、西原さんが語ります。伝統と革新、保守と実験、その狭間でつくり続ける一冊の裏側をのぞいてみませんか?

アート、文化、編集に関心のある方にこそ、聞いてほしい一夜です。


【トピック】
・創刊120周年を迎えた『婦人画報』のこれまでとこれから
 ─ 貴重なバックナンバーや次号の見どころを紹介します
・アートのある現場から。杉本博司さんの連載「折々の花」制作裏話
・編集長になって変えたこと、変えなかったこと 婦人画報におけるアートの変遷
・Q&A


【タイムスケジュール】
19:00    開場
19:30〜20:30    トーク
20:30〜21:00    Q&A & 歓談タイム


ここでしか聞けない、アート×編集の「舞台裏」をお見逃しなく。



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西原 史(にしはら・ふみ)
株式会社ハースト・デジタル・ジャパン
婦人画報&美しいキモノ グループ 編集局長/婦人画報編集部 編集長

株式会社ベネッセコーポレーションで育児雑誌ブランドのマーケティング・新規事業開発を担当後、2003年にアシェット婦人画報社(当時)入社。『婦人画報』編集部でカルチャーおよびビューティ・ウェルネスを担当する。2020年より『婦人画報』副編集長と兼任で『美しいキモノ』『婦人画報デジタル』の編集長を務める。2021年7月に『婦人画報』編集長、2023年に『婦人画報』『婦人画報デジタル』『美しいキモノ』を統括する総編集長に就任。2025年1月より現職。京都大学文学部卒業、茶の湯を愛する二児の母。

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鈴木芳雄
編集者/美術ジャーナリスト・合同会社美術通信社代表

1958年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。82年、マガジンハウス入社。ポパイ、アンアン、リラックス編集部などを経て、ブルータス副編集長を約10年間務めた。担当した特集に「奈良美智、村上隆は世界言語だ!」「杉本博司を知っていますか?」「若冲を見たか?」「国宝って何?」「緊急特集 井上雄彦」など。現在は雑誌、書籍、ウェブへの美術関連記事の執筆や編集、展覧会の企画や広報を手がけている。美術を軸にした企業戦略のコンサルティングなども。共編著に『村上隆のスーパーフラット・コレクション』『光琳ART 光琳と現代美術』『チームラボって、何者?』など。明治学院大学、愛知県立芸術大学非常勤講師。

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