恒例になりつつある、美術関係者が集まって出品するバザール(フリマ)が年明け早々に開催される。
<開催概要>
イベント名:
バザール@渋谷ヒカリエ 8F COURT 2025
会 期 2025年1月5日(日)
時 間 13:00-18:00(17時〜じゃんけん大会)
場 所 渋谷ヒカリエ 8F COURT
料 金 入場無料
事前申込 不要
主 催 長瀬夕子(小山登美夫ギャラリー)
*各自の出品内容や、じゃんけん大会の出し物の詳細は、
随時 Instagram
@nagaseyuko
にアップ予定。
出品者はアーティスト、デザイナー、建築家、美術修復家、展覧会インストーラー、ギャラリストという美術・建築に携わる人たちなので、美術ファンとしては行った方がいい。
ちなみに僕も前回、出品し、そのときの写真がトップの画像です。「春画展」のカタログがあったり、雑誌のバックナンバーがあったり、ミニカーがあったりするね。だいたい売れちゃった。今回は僕は出ません。
逆に僕が買ったいちばん高いものは、55インチの4K 有機ELテレビ(韓国LG製)でした。これは美術館で映像インスタレーション展示に使われたものでほぼ新品。なんと1万円だよ。どんなに安くても新品なら10万円はすると思うよね。箱に入ったこれを小さいアウディで運んでくるのは大変だったけど。
では前回の出品ブースの一部の写真をアップし、そのあと今回出品予定のものからいくつかお見せしましょう。
↑世界の小山登美夫ギャラリー代表、小山登美夫さんも出店。手作りの器など人気でした
↑こちらも器「金継ぎきゅう」のブース。販売していたのはすべて金継ぎした器、漆塗りのお箸で、現場で器の修復も受注していました。
↑「Wonderstock Photo & Wonderstock Coffee」。「3Dマッターポート」(すごい技術)で展覧会の撮影をされていますが、なぜか自家焙煎でコーヒーも作っています。撮影機材と自家焙煎のコーヒー豆、ドリップパックを販売しました。
↑「KAYOKOYUKIとサトコオオエコンテンポラリー」です。平田尚也の作品制作の際に出る端材を使ったグッズ 、髙木大地のアーティストブック・ポストカード、世界最大の美術賞の1つである「ヴォルフガング・ハーン賞 2025」を受賞した話題のアーティスト、 エヴェリン・タオチェン・ワンのNewカタログ、共同で新ブランドを立ち上げ、オリジナルグッズを販売していました。
↑「@nodoka_views」。毎年出店していて、「世界のおみやげシリーズ」が最近の恒例です。今回も同じシリーズで出店するそうです。
↑「Tokyo Art Beat」。ブランドディレクターが育てた珍しい植物を販売していました。
↑「4649」のブース。アーティストブック(清水将吾, 安部悠介, 水上愛美, 村田冬実)、古本を販売していました。
↑「東京スタデオ」。こちらもレギュラーで初回から出店している。美術専門の施工、展示の業者さんのため、美術館など展覧会で使用したもの、工具、ライト、額、などなど、毎回おもしろく、お得な品々を大量に販売してくれる。
↑親がアート関係者のお子さんたちの「こどもブース」。自分で作ったものを自分で売る、というリアルキッザニアみたいな、実践の現場。今年もやるってよ! 絵や手作りオブジェなど人気。お店屋さんごっこ以上
さてさて、今年の出品物の一部をお見せしよう。
室井悠輔コレクションのこけし
↑出品者:小山登美夫ギャラリー+ジュニア
須藤由紀子さんが絵を描いてくれたサイン付き作品集(限定1冊)
↑出品者:小山登美夫ギャラリー+ジュニア
長井朋子さん手作りの布のやつ(限定2点)
↑出品者:こどもブース
榎本汰郎くんの手作りトレカ
↑出品者:こどもブース
小野文治くんの絵画と手作りのなんとなく時間がわかる時計
↑出品者:小山登美夫ギャラリー+ジュニア
菅木志雄さんの作品集の小口を合わせると完成する大きいサイン入り作品集全集(限定1セット)
↑出品者:タグチアートコレクション
現代アートとおしゃべりできるカードゲーム「PLAY! たぐコレ」
↑出品者:上村と花月(ギャラリースタッフとアルバイト)
自家栽培サボテン
↑出品者:アーティクス・キューブ/ARTiX ³(ギャラリー)
写真集『Grand Amour』:中国人写真家、リン・チーペン(林志鹏/Lin Zhipeng)a.k.a. No.223による写真集『Grand Amour』。出版社:Witty Books(イタリア)。エディション付き。市場にほぼ流通していないレアな一冊。コミッション・ワークとして2018年にパリのグラン・アムール・ホテルに4日間滞在し撮影、同ホテル内で展示された写真を収録している。じゃんけんに買ったら8,800円(税込み)で購入できます。
©️Lin Zhipeng a.k.a. No.223
出展者(予定):
@nodoka_views (クリエイター)/トウスタa.k.a. 東京スタデオ(展示施工)/タグチアートコレクション(アートコレクション)/PRINT & BUILD・浅子佳英(建築)/ヨとチとQ (修復家とアーテイストと鳥)/18, murata(ギャラリー)/ANOMALY(ギャラリー)/DUST BUNNY(アートマネジメントの事務所とスタジオ)/上村と花月(ギャラリースタッフとアルバイト)/U’s ink has gone(ギャラリースタッフ)/髙見澤美寧(ブックデザイナー)/アーティクス・キューブ(ギャラリー)/ 小山登美夫(ギャラリスト)/打越直、榎本汰郎、小野文治、小松悠葵、立川音吉、武笠庭と詩、ローゼン庸子(子どもブース)/小山登美夫ギャラリー+ジュニア
というわけで、年明け1月5日にヒカリエに行きましょう。
今回、僕はお店出しませんが、割と早めの時間に行く予定。